魂のゆくえ

くるり「魂のゆくえ」の音楽ダウンロード
アルバム AAC 128/320kbps
"オカマだけどOLをやって"たコラムニスト能町みね子が提唱するところの"モテない系"(100%モテないわけじゃない、彼氏やダンナがいることもある、でも黙っていてもモテないオーラがにじみ出ている女子)の、好きな男子アンケートで、岸田繁は音楽部門の堂々1位だそう。ちなみに2位がSAKEROCK星野源、3位がスピッツ草野マサムネ。よみかえるなら、文化系女子の好む草食系男子でダントツ人気なのが岸田で、この新作はその魅力が全開である、なんて言ったら鼻白むだろうか。<br>ウィーン録音でウィーン交響楽団とセッションを行なった『ワルツを踊れ』から約2年ぶり、通算8枚目。今度はニューヨーク録音。はたしてできた音は、いたって気負いのないシンプルなロックだ。先行シングル(2)のカップリングで見せた新境地(?)のアプローチこそないものの、しかしシンプルだからこそくるりの本質がしっかり刻まれている。たとえばいまさら、不器用な少年ぽさを残す岸田の声にどきどきするなんて。(2)の"割れちゃった ドーナツ崩していいの?"の、のばしかた。(8)の"泣いて笑って"の、はりあげかた。さりげなく響かせかたがうまい。歌詞、メロディとのバランスは言わずもがな。<br>そして、なんといっても今回のキーパーソンは世武裕子(せぶ・ひろこ/滋賀生まれ、京都育ち)だろう。5歳のときから作曲をし、フランスで音楽を学んだという彼女は、『ワルツを踊れ』が好きだからと、くるり主宰のレーベルNOISE McCARTNEYにデモテープを送り、同レーベルから昨年デビュー。そんな才女が全面的にキーボードとバック・ヴォーカルで参加。曲によっては男女ツイン・ヴォーカルのふうでもあり、清冽さと甘酸っぱさをバンドに持ち込んでいる。でもって、こんなみずみずしい作品に"魂のゆくえ"なんてタイトルをつけちゃうんだ、くるりってやつらは。自分になにが似合っているのか、天才的にわかってんだなー。世の草食系男子も、肉食系に気おくれしてないで、がっつり食っていこうぜ。(CDジャーナル)
すべて表示
閉じる

魂のゆくえ

<くるり「魂のゆくえ」の音楽ダウンロード
"オカマだけどOLをやって"たコラムニスト能町みね子が提唱するところの"モテない系"(100%モテないわけじゃない、彼氏やダンナがいることもある、でも黙っていてもモテないオーラがにじみ出ている女子)の、好きな男子アンケートで、岸田繁は音楽部門の堂々1位だそう。ちなみに2位がSAKEROCK星野源、3位がスピッツ草野マサムネ。よみかえるなら、文化系女子の好む草食系男子でダントツ人気なのが岸田で、この新作はその魅力が全開である、なんて言ったら鼻白むだろうか。<br>ウィーン録音でウィーン交響楽団とセッションを行なった『ワルツを踊れ』から約2年ぶり、通算8枚目。今度はニューヨーク録音。はたしてできた音は、いたって気負いのないシンプルなロックだ。先行シングル(2)のカップリングで見せた新境地(?)のアプローチこそないものの、しかしシンプルだからこそくるりの本質がしっかり刻まれている。たとえばいまさら、不器用な少年ぽさを残す岸田の声にどきどきするなんて。(2)の"割れちゃった ドーナツ崩していいの?"の、のばしかた。(8)の"泣いて笑って"の、はりあげかた。さりげなく響かせかたがうまい。歌詞、メロディとのバランスは言わずもがな。<br>そして、なんといっても今回のキーパーソンは世武裕子(せぶ・ひろこ/滋賀生まれ、京都育ち)だろう。5歳のときから作曲をし、フランスで音楽を学んだという彼女は、『ワルツを踊れ』が好きだからと、くるり主宰のレーベルNOISE McCARTNEYにデモテープを送り、同レーベルから昨年デビュー。そんな才女が全面的にキーボードとバック・ヴォーカルで参加。曲によっては男女ツイン・ヴォーカルのふうでもあり、清冽さと甘酸っぱさをバンドに持ち込んでいる。でもって、こんなみずみずしい作品に"魂のゆくえ"なんてタイトルをつけちゃうんだ、くるりってやつらは。自分になにが似合っているのか、天才的にわかってんだなー。世の草食系男子も、肉食系に気おくれしてないで、がっつり食っていこうぜ。(CDジャーナル)
すべて表示
閉じる
アルバム AAC 128/320kbps
とじる
pagetop